ライトブログ

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LIFE SHIFT

Wordpress完全移行後の最初の記事。

今後ともライトブログをよろしくお願いします。

 

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この記事は、タイトルが何回も変わっている。

最初は、「なくすへらすかえる」だったし、

次に「原点回帰」になって、「My way」に。

最終的に、今のタイトルになった。

 

読者の方もご存知であろう、リンダ・グラットン

とアンドリュースコットが書いた、LIFE SHIFT

というベストセラー本のタイトルをそのまま使わせていただいた。

 

最低コストを考える

1月ぐらいから、自分が生活するのに不自由しない最低のコストは

いくらなのかということを良く考えていた。

会社に入っても、相変わらず家計簿をつけていたので、

その金額はすぐに算定できた。

 

182千円。

この金額が月あたりにかかる私のコストってわけだ。

 

これを下げる。

去年の10月ぐらいだっただろうか、急に断捨離にはまり

はじめた私は、いらないと思った瞬間に捨てるようにし始めた。

使いもしない資料とか道具は、また買えばいいというぐらいの

気持ちで捨てていった。

案外、捨てても困ることは一切なかった。

逆に部屋が掃除しやすくなったし、これなら1LDKの家を

借りている必要性もないかと思うようになった。

まだ引越はしないけど。

 

結局、突き詰めて考えた結果、月125千円までコストを

下げても不自由しないであろうとわかった。

 

失われた能力と得た能力

「あれ、いつの間にレールの上を走るようになったんだろう」

昼飯を食べながら、自分の性格が変化していることに気付いた。

学生の頃から、人と違うことをしたいってずっと思ってて、

言い方を変えれば、レールを敷く側になりたい。

さらに言えば、ルールを作る側に回りたい。

 

学生の頃にあった、ないものを作る能力みたいなものが、

いつの間にか消えていたような、そんな感覚。

 

その代わり、得たものはあります。

組織で働くゆえの調整力と、社内/社外の人の

パワーバランスを見て、どこに相談すれば一番良いか

を考える、いわゆる社会人スキルのようなものは、

学生の頃にはなかったはず。

 

 

丸くなったといえばプラスですけど、

0から何かを作る能力があったはず。

これを元に戻したい。

 

自分らしく暮らす

仕事で会社にいると、営業時間中はUSENが流れている。

そこで、フランク・シナトラの「My way」がたまに流れる。

 

私がこの曲を知ったのは、去年ぐらいに、UCCのCMで

ジプシーキングス版が流れていたのをみて、

(私がコーヒー好きなのも相まって)

これいい曲って思ったことからはじまる。

My wayは、人生の最期を迎えようとしている男が、

わが人生を振り返っていつだってわが道を歩んできた

ってことを語る歌。

歌詞に何回か登場する「 I did it my way.」は、「自分が信じるままに。」

を意味し、ここをフランク・シナトラやジプシーキングスが歌い上げると、

凄みをとても感じられる。

 

「I did it my way.」と今自分は言えるだろうか?という疑問があった。

同時に、これを満たすような暮らし方って何だろうとも思っていた。

 

LIFE SHIFT

 

腑に落ちた感覚といえば、一言で説明できるのかも。

あ、そうだよね。って感じることが多い本。

 

大学4年のとき、就活をしていてずっと疑問だったこと。

・いつまで働くのか、いつ死ぬのか(懲役40年は60年では?)

寿命が延びていくなか、大学を終えて就職して、65歳まで働いて・・・

という人生では、定年後の蓄えで寿命まで暮らしていけないような

そんな不安。ずいぶん先の心配事だけど。

実は、もっと(80歳以上まで)働く必要があるのではないか?

とずっと感じていた。

 

・ずっと同じ仕事するのか?

これについては、私の世代ではきっと難しいし、そうしようと

思う人もあまりいないのではと個人的には思っている。

 

 

レールから外れてみる

シンプルな暮らしをすれば、東京で暮らすのにそんなに

コストがかかるわけでもない。

自分が「これ」と選択できるようになりたい。

 

ささやかに、

I did it my way.

と言えるような、そんな人生を送りたい。

 

と書いたところで、脈絡がなくなってきたので、筆をおこうと思う。

それでは。