ライトブログ

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NEC VN750/K

今、2台のPCを東京で運用してる。
デスクトップの自作と、ノート DELLのLatitude E6400だ。
ノートは、自宅ではそんなに使わないので、大学に置いている。

この間、急にノートPCが必要になった。しかし、その日は日曜日。
大学は開いておらず、仕事にならなかった。
その時は、翌日朝にPCを取りに行って遅れを取り戻すことで
解決したが、やっぱりもう1台あると便利って思った。

こんなことを言うと、5月ぐらいのSH67H3の話を思い出す。
結局、稼働率が超低くて、8月に一斉入れ替えをやって今の環境になった
という話だ。
大学からノートPCを毎回持って帰ってくればそれでいいのだが、
いくらSSDで衝撃に強くなっているとは言え、自転車の前かごに入れて
持ってくのは結構きつい。しかも、2kg弱あるPCだ。

「15,000円くらいで、そこそこのスペックのPCがあれば便利だよな。」
「コタツの上で使えるような一体型かノートがあったら保守にも使えるし」
「しかも、使ってないWindows8もある」
そんなことが、脳裏をよぎった。

・・・なんだ学習してないなと思われるかもしれない。

私なりに、分析はしてみた。
・テレビにつなぐと、めっちゃ字が小さくて使う気にならない。
・実家で使うときのメインと兼ねたため、スペックは高くなる。
 →いまは実家にあるから、ここは正解。
・テレビ用PCなんて、HDMI端子を奪うだけだった。
・40,000円かけた意味はない。

そんなことを考えていると、ヤフオクで手ごろなやつを見つけてしまった。
NECのVALUESTAR VN750/K
ACアダプタがなくて、HDDにも不具合があるらしいジャンク品だ。
OSはVistaが入っている。価格も手ごろ。

と、いうことで、落札。送料が高かったけど、まあ仕方ない。
それに合わせて、専用のACアダプタ、メモリを購入。
HDDは探したらあったので、それを使うことに。

ACアダプタを接続し、キーボード、マウスを接続して起動。

まあ、ごく普通。(あたりまえだが)

HDDが調子悪いらしいので、確認してみる。

・・・
調子悪いっていえば調子悪いのかもしれないけど、生の値が1だし、
ほとんど無視できるレベルだった。
何度か再起動を繰り返していたけど、増える様子もない。

ま、一応正常なHDDに交換することにします。


いきなりWindows8にすると、AOA150-Bbのときのように、戻す時に
Windows.oldを使ってやらなくちゃならなくなってとってもとっても面倒なので、
今回はVistaのうちにリカバリディスクを作っておく。

リカバリディスクの作成ツールは、スタート→すべてのプログラム→
アプリケーションの中にある。

この間のAH42/Gの時にも触れたように、このPCもリカバリは基本
D to Dで行うようだ。
HDDを交換するので、D to D領域はディスクに書き込んでおく。
このPCの場合、CD-R 1枚+DVD-R 3枚でリカバリディスクができるらしい。


1時間ほどかけて、ようやく作成完了。

さて、HDD交換へ。
背面はこんな感じになっている。

ねじをすべて取る。(B-CASカードスロットのねじと、メモリスロットのねじはとらなくてもいい)。
台座を持つと、カバーの下半分が本体から外れる。
上は、カバーを垂直に持ち上げるようにすると、うまく外れるだろう。
特に、大きなツメとかはないので、分解はしやすい。
カバーを外すと、こんな感じに。

左下が何もないが、これは地デジチューナー用のスペース。
このモデルは同じ時期に発売したモデルの中で一番スペックの高いものなのだが、
チューナーは付いていない。なぜか中位モデルにはついている。

HDDマウンタは、右下のねじ1本で止まっているので、取り外して、
マウンタと分離。
交換前HDD(左)と交換用HDD(右)

どっちも東芝製。AH42/Gのときも、壊れてたのは東芝だった。
不安になったが、今まで3年間ほど安定してきたものだったので、
取り付けることに。

どうせならと思って、CPU部分のグリスも塗り直すことに。

ねじを8つはずして、ファン用のケーブルを取ると、CPUファンとヒートパイプ
がCPU、チップセット?から分離される。

なんか金属のフィルムのようなもので冷やしていたので、
ちゃんとしたグリスに変更。
もしかしたらヒートパイプとコアの間のすきまが大きいからこれで埋めてるのかな
とも思ったが、さすがにメーカー製PCでそこまで熱設計に甘いわけはないと
信じて、グリスを塗りなおして元に戻した。

さて、いよいよWindows8のインストール。
アップグレード版しか持っていないので、AOAの時にも使った、
あらかじめディスク内に「Windows」というフォルダを作っておく戦法を使用。
Windows8のディスクを入れて、再起動。
ちょっとDVDドライブの音がうるさいが、ちょっとしたら静かになった。

よし、ここまできたらあとはかんたん。
フォルダあらかじめ作っておく戦法も使ってるので、
これで時間を大幅にカットできる。
そう思った矢先、

ん?
なんだこの画面。見たことないエラーだ。
どうやら、HDDのドライバーがないらしい。
「あれ?」と思いつつ、Vistaのときにバックアップしておいたドライバファイル
を当ててみるが、動かず。
たぶん、USBでつないでフォーマットしてフォルダを作ったのが原因かも
しれない。(未確認)

ということは、Vistaに戻す→8にアップグレードするという手順になる。
受け入れたくない事実だ。

仕方ないので、さっき作ったリカバリディスクを使って、Vistaリカバリすることに。
ディスクを入れて起動すると、このような画面に。

再セットアップを選択する。
(バックアップレンジャーっていう名前にちょっとときめいたけど、
全然関係ない機能だった)

HDD内に、「Windows」っていうフォルダがある状態でCドライブのみ
再セットアップをやると、不整合が起きる気がするので、
今回は時間がかかるが、一番下の購入時に戻す再セットアップ
選んだ。

しばらくすると、

ファイルの移動が開始された。
それが終わると、NEC恒例のシマンテックのGhostを使った
リカバリ作業が開始
される。
ここまでユーザーはやることがないので、風呂に入って、
豚肉の生姜焼きを作っていた。もちろん豚ロースを使用。
(自分で言うのも何だが、めっちゃうまい)

リカバリが終わると、Vistaのインストールが開始される。
インストールが終わると、メーカー製PC恒例の
標準ソフトウェアのインストールが開始される。

今回はここは通過点なので、割愛する。
ウイルスバスター2007はアンインストールしておこう。


さて、記事が長くなるので、いったんここで区切る。