ライトブログ

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ScanSnap S1500

ここ数年、タブレットが浸透してきて、本をスキャナで取り込んでタブレットで見れる
ようにする「自炊」というものが流行ってきている。
私自身そこまで本を持たないので、あまり気にはしていなかったのですが、
「写真をデジタルフォトフレームに入れてほしい」と親に言われたため、
高速ドキュメントスキャナを買ってみることに。

買ったのは、PFUScanSnap S1500 Acrobat9付属のモデル。
ヤフオクで落として、買入総額は26,305円。

新品がAmazonでAcrobatX付属で32,250円だったが、Acrobatのバージョンが
1つ違うだけで約6,000円の価格差が出るのは無駄
と思ったので。

商品が届いて、開梱すると、結構でかいことが判明。

箱と、上からの写真。


本体を開いて給紙・排紙ガイドなどをすべて開いた状態。(正面)

ななめ45度より。

この間の無線LANルーターもそうですが、なぜこんなに拡張するのか。
ちょっとした要塞のような感じ。


セットアップ自体はすぐに終わった。
数回のクリックで進めるのでとても楽ですね。

さて、いよいよ取り込み。
まず、このスキャナの本来の用途である、ドキュメントの取り込み。
取り込みに使用したのは、会計ソフトMoneystarの手書きのプログラムコード。
片面です。
写真で見るとこんな感じ。(N-06CのVGA画質なので、粗雑に見えるかも)

取り込んだものがこちら。

遜色ないぐらいきれいに取り込めていてちょっと感動。

続いて、個人的な購入目的、写真。
使ったのは、macユーザーおなじみの背景。(紙は普通紙)


スキャンするとこんな感じ


やっぱり色味が薄くなってしまいますね。
これはちょっとコントラストを上げる必要があるかも。

光沢紙のものも取り込んで見ましたが、普通紙以上に色味が薄くなって、
コントラストの調整だけでは改善が見込めない。
色彩や、明るさなどの調整をすると、きれいになる感じ。


スキャンボタンを押して、ものの5秒で両面取り込みが完了してしまうので、
プリンタ複合機についてくるフラットベッドスキャナ
とは大違いです。
ただ、写真などはやっぱり難しいようで、そこは高速さを取るか、きれいさを取るか
という選択になりそうです。(まあ「ドキュメントスキャナ」って書いてあるんだから
当たり前の話。)


まとめると、こんな感じ。
 フラットベッドスキャナ(原稿を固定して、読み取りセンサーが動く)
  良い点
   ・とにかくきれい
   ・紙が動かないので、固定しやすい
  悪い点
   ・遅い、しかも片面しか一度に取り込めない
   ・紙の大きさ分の機器面積が必要

 シートフィードスキャナ(読み取りセンサーは固定、紙を動かす)
  良い点
   ・速い、しかも両面自動取り込み
   ・機器面積がフラットベッドスキャナに比べて小さい
  悪い点
   ・文章、写真の取り込みにかかわらず、たまに縦線が発生する。
   ・紙が動くので、重送が発生する可能性がある。


まあ、それぞれ良い点・悪い点があるのが世の常。仕方のないことですね。
写真を取り込んでほしいって言われていますが、紙の枚数が多かったら
シートフィードスキャナ、少なかったらフラットベッドスキャナでやろうかと思います。


編集後記
こういうものを集計する「電子機器」という勘定科目が会計制度において
あるのだが、これを買ったら残高が400,000円を超えてしまった。
減価償却がやばそうな予感。売上が1,500,000円を突破していてもきつい。