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SH67H3 その2

さて、ここからは、詳細な説明と、組み立てに入ろうと思う。
まず、ケースを開ける。

ケースは、中古で買ったので、5インチベイのふたがない状態で届いたが
結局DVDドライブで埋まってしまうので問題ない。

正面。

前斜め上より


買ってあった三ツ矢サイダー(新ボトル)とともに。


背面。



端子は、DVI-Iと、HDMIUSB3.0×2、USB2.0×4、ESATA/USB、LAN、
オーディオジャック系統が5系統、右上に、光デジタル端子
となっている。

ここからは、内部の話に入る。
蓋を取ると、こんな感じに。
正面左側より。

ここからは、PCI Expressスロットやメモリスロット、MiniPCI Express、
CPUクーラー等
が見える。

正面右側より

右側には、電源ユニットが据え付けられている。出力は300W。
80PLUSはBRONZE(変換効率82%以上)
となっている。

さて、まず、CPUの取り付けに入る。
このベアボーンは、I.C.EというCPU冷却システムを取っており、CPUの熱を、
背面のファンに伸びているヒートパイプに流し、背面のファンで冷却
している。
(背面のファンは、PC全体のファンとしても機能する)
それがこちら。

ヒートシンクを取り外すと、こんな感じに。


ヒートパイプがこれだけ長いのは初めて見た。
作る前から、これで本当に冷えるのか甚だ疑問

ヒートシンクが取れた後のM/Bがこちら。

まあ、本当に実に無駄のない配置。CPUソケットが曲がっているのは、
Shuttleに良くあるやつらしい。冷却に問題はないとのこと。

でも、どうせならまっすぐにしてほしいよなーw

CPUは、Core i3 2100を使用。

クロック数は3,100MHz
物理コア数は2
ハイパースレッディングに対応しているので、スレッド数は4となる。
3次キャッシュは3MB。
TDPは、65WとSandybridgeの中では低め。

CPUソケットに、CPUを入れる。

M/B側にピンが出ているようになってから、CPUの扱いはかなり楽になったが、
その分、M/Bは気をつけないとすぐに曲がってしまうので、細心の注意を
払いながら、CPUを装着。

CPUをセットした後、バーで閉めるのだが、これがちょっと硬い。CPUを壊しそうで、
ちょっと億劫になってしまう。
毎回思うが、M/B開発者の人は、ここを直そうと思わないのだろうか?

グリスを塗り、ヒートシンクなどを戻す。


続いて、メモリ。

メモリは、UMAXのDDR3-1333 4GB×2でデュアルチャネル構成にする。
このメモリは、表面にヒートシンク?のようなものが付いており、冷却
に役立つような気がする。(なんとなくの印象)
マザーボードに装着。


説明書を見ながらやっていたが、ュアルチャネルというのはM/Bによって
装着すべきスロットが変わるので、毎回チェックしながらやらないと、
正常に動かないことがあるので、注意
しつつ装着。

DVDドライブと、SSDを取り付ける。


DVDドライブは、ASUSのDRW-24B5STを採用。
SSDは、OCZのやつを流用。(写真も流用)

DVDドライブは、位置を合わせて、取り付け完了。
さて、次にSSDを取り付ける・・・と思ったが、ここで、取り付ける場所がない事に気づく。
なんと2.5インチドライブを、3.5インチベイに取り付ける為の金具を買ってなかった
のである。またもやミス。
といっても、これだけのためにAmazon使うのも、秋葉行くのも面倒。
結局、「SSDだから、駆動部品がないので、場所にこだわる必要は
あまりないだろう」と判断したので、3.5インチベイに、無理やりマスキングテープで
貼っちゃいました。



まあ、そんなこんなで、なんとかすべてのパーツを取り付け完了。
前面は、こんな感じに。



DVDドライブのベゼルと、本体の色があまり合っていないが、気にしない方針にする。

内部配線はこんな感じに。

電源ユニットがプラグインな訳がないので、使わないケーブルをどうするかで悩んだが、
エアフローを考えて、なるべく良くなるようにケーブルは配線した。


さて、ここからは、Windowsのインストール作業に入る。
HDMI、LAN、キーボード・マウス、電源ケーブルをPCにつなぎ、テレビ台に格納。
そしていよいよ、スイッチオン!!!
(すいません、画像撮り忘れました)

BIOSの設定を見直し、Windowsのインストールへ。

この画面にも、いつの間にか見なれましたね。
インストールは20分かからずに完了。さすがSSD。めちゃくちゃ速いww

インストール完了後のデバイスマネージャはこんな感じに。



まだ認識されていないドライバが、5つ発見された。
PCI シンプル通信コントローラー
・SM バス コントローラー
イーサネット コントローラー
・ユニバーサル シリアルバス コントローラー
・ユニバーサル シリアルバス コントローラー

PCI シンプル通信コントローラーから。
これは、Intel ME(Management Engine)と呼ばれる、システムデバイスの動作に
必要なソフトで、言いかえれば、システムデバイスの管理ソフトなどが入って
いるようです。
(MEと聞いて、Windowsを思い出したのは私だけだろうか。)



・SM バス コントローラー
確か、(System Management Bus)の略だったような気がする。
インテルの説明によると、システム管理通信用のソフトウェア。(らしい)

こうなると、PCIシンプル通信コントローラーとSMバスコントローラーの違いが
ちょっとあいまい
だが、ここは触れないでおく。



イーサネット コントローラー
LANポートドライバですね。



・ユニバーサル シリアルバス コントローラー
バイスマネージャを開いてすぐに、なぜか2つの
ユニバーサル シリアルバス コントローラー が「?」になっていることに気付いた。

バイスマネージャも「?」だが、それを見たこっちも、「?」となってしまった。
なんで2つあんの?こっちが聞きたいわ! って感じw

よくよく考えた結果、このPCは、前面と背面の2か所に、USB3.0ポートを備えて
いるために、Windowsでの認識が、別々な2つのデバイスだと認識してしまった
のではないか
という結論に至った。


インストール後、なんかおかしいと思ったら、画面解像度が、フルHD(1920×1080)
ではなく、VGA(640×480)になっていた。
よく見たら、グラフィックドライバをインストールしてなかったようだ。


これでようやくデバイスマネージャの「?」も消えたし、画面もフルHD
高解像度になり、最低限使えるところまではできた。

そうだ、エクインをやってみよう。
WindowsUpdateや、セキュリティソフト、Officeのインストール等を終えて、
処理が安定してきたのを見て、実行してみた。
実行結果がこちら。

プロセッサ:7.1
メモリ:7.5
グラフィックス:5.2
ゲーム用グラフィックス:5.8
プライマリハードディスク:7.2

という結果になった。
グラフィックの2つの指標は、オンボードグラフィックなので、仕方ないと思える。
後々にグラフィックボードの導入をすることになるだろう。

プロセッサの値が高くて驚いた。メインマシンには、同世代のCore i7 2600Kを
積んでいるのだが、サブスコアは7.6。
たったの0.5しか差が付いていない
のか。そう思った瞬間、2600Kがかすんで見えた。

プライマリハードディスクは、やっぱりSSDの性格が出ている。
やっぱり読み込みが速い。何しても速い。
起動時間を計ってみると、なんと25秒でデスクトップ画面に行くのである。
同じことを、HDDで動かしているメインマシンでやると、47秒。
倍か・・・


そんなこんなで、組みあがった性能の低いベアボーンPCに、最強性能?の
i7 PCがあっさりと起動時間で負けてしまっていて、なんとも滑稽であるが、
これから、もっと深くベンチマークを行って、ここにあげていこうと思う。