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マイナスからのスタート

8月に入ってしまった。
決算の発表にこれほどの時間をかけたのは初めてだ。

いつもは四半期決算の日から10日以内に決算概要をブログに
載せるんだが、忙しくて死にそうだったのがようやく
☆☆夏休み☆☆
に入ったので、1カ月遅れとなったが、概要を載せておくことにする。


見ればわかるとおり、巨額損失となった。
交際接待費、支払手数料、水道光熱費の増加が要因だが、
その分は売上の増加で埋め合わせることができた。

しかし、今回の巨額損失はそこに理由があるわけではない。
今年度は、前年度の会計基準に大幅に変更を加え、以下のようにした
ことが原因だ。
1.5,000円以下の固定資産を消耗品として扱う
  過年度に計上した5,000円以下の固定資産もすべて消耗品として
  処理し直す遡及処理も行った。
2.消耗品勘定の廃止
  今まで、期末の消耗品勘定の残高の60%を消耗品費として処理していたが、
  それを一切やめて、全額消耗品費として処理することにした。

消耗品費は、1.で発生した分が37,846円あったため、それが影響して
6月末で51,241円となった。
また、特別損失で前期損益修正損を60,143円計上。

1と2の結果、営業損益、経常損益には-37,846円の影響を与え、
当期純損益には-98,956円の影響が出た。

要は、この会計基準の変更の影響で、4月1日の会計期間のスタートから
営業損益と経常損益は-37,846円、当期純損益は‐98,956円で
マイナスだったということ。
約100,000円の当期純損失の状態から、1年間会計をやるってことだ。



このかつてない経営危機?から3か月がたった6月末、何とか当期純損失
半分にまで減らすことができた。
キャッシュフローは、今年度は積極的に債務の返済、配当金の支払いに
回しているので、±0
となった。

3か月やってみて、今後どうなるかはわからない。
9月の中間決算の結果次第で、業績予想がだいぶ変わるだろう。
ただ、今年度は、メインPCの買い替えを予定しているので、
キャッシュフローはあまり見込めない
予想。


2015年3月末の業績予想(単位:千円)
売上高   1,700
営業利益  195
経常利益   40
当期純利益  5


あとがき
会計基準を変えたのは、固定資産が多いとその分だけ固定費が多くなること、
消耗品の60%償却法だと、消耗品が年を経るたびに増えて行ってしまい減らない
ことがわかったことが理由。
いわば、実際に価値はないけど帳簿では価値がある資産を切り捨てた
ということだ。